学生時代ランドセルメーカーでアルバイトをしておりました。
その経験で得たことをシェアしたいと思います。
ランドセルの価格帯
ランドセルの価格帯は3万円~と思って頂ければよいです。
ほとんどが4~6万円くらいで、中には10万円を超えるものもあります。
アウトレットを除いた最安値は、おそらくコクヨ「あんふぁん」ランドセルになります。
この商品が安い理由はいくつかあります。
・デザインがベーシックの名の通りシンプル
・ナスカンが旧モデル
・名称がない合成皮革
⇒現在はクラリーノが採用されているようです。
では、この商品が悪いかというとそうではありません。
一般的なワンタッチロックやA4サイズが入る大きさになっているほか、コクヨの強みでもある6年間保証と2段階中仕切りがありとても人気が高い商品になっております。
ランドセル購入時期
上記記事にもあるように多くがGWもしくはお盆に購入される傾向にあります(売り切れる商品も多いです)。では、早めに購入したほうが良いのかといわれると難しいところになります。
早めに購入するメリットは、多くの種類から選ぶことができるという点です。メーカーはGWやお盆の売れ行きをみて、追加生産を検討します。中には追加生産をせず、現製造予定数で終了するものもあります。デメリットは早めにランドセルを手に入れてしまうため、場所をとってしまう点です。
デザインにこだわりがあり、多くの種類から選びたいという方でないのでしたら、冬に購入されるのも良いと思います。
ランドセル機能
ナスカン
給食袋や防犯ブザーをつけるフックの個所をナスカンといいます。
昔のナスカンはランドセルに縫い付けれていますが、現在はプラスチックで付けられております。安っぽく見えるかもしれませんが、エレベーターや電車に給食袋が挟まった場合でもお子様を安全に守ることができる箇所になります。
背カン
背カンは肩ベルトと本体を接続する機能名称になります。背カンで背負いごこちがかなり変わってきます。
大きく分けると片方を動かすと両方動く左右連動型背カンと非連動背カンの2種類があります。
左右連動型背カンは同じ角度分開くため、正しい姿勢で背負うことができます。非連動型は体に合わせた開き方をするため、背負い心地が良いと言われております。
評判の良いランドセル屋
展示会や店舗のお客様にお伺いしたときに良く耳にした評判の良いお店をシェアします。(セイバン、フィットちゃんを除く)
土屋鞄のランドセル
公式サイト:https://tsuchiya-randoseru.jp/どこに行っても聞こえてくるのが土屋鞄。シンプルな洗練されたデザインと高品質ランドセルでとても有名です。
シブヤ ランドセル
公式サイト:https://net-shibuya.com/公式楽天ショップ:https://www.rakuten.co.jp/randoserushibuya/
おしゃれな刺繍デザインの森ガールや高級感があり上品なデザインのバンビーノ、Disneyランドセルなど数多くのランドセルを扱っていることで有名です。材質・仕様をみると、デザインだけでなく素材・機能にもこだわっていることがよくわかります。
ふわりぃ
公式サイト:https://fuwarii.com/.jp/
ふわりぃは老舗ランドセル屋です。オーダーメイドや6年保証がついている特徴があります。最も大きな特徴は軽さにあります。一般的なベーシックランドセルよりも約200g軽く、試着したお客様からは必ずといってもいいほど名前があがる商品です。
安く購入する方法
ランドセル高くて家計的に厳しいという方のために安く買う方法を共有します。
その方法は「型落ち品」を狙うこれだけだと思います。ランドセルは、家電と同じく毎年モデルチェンジが行われます。そのため、型落ち品は安く売られます。
ただ、型落ち品は利益がほぼなく、もしくは赤字のため表に出てくることはほぼありません。店舗でこそっと「型落ち品の安いランドセルありますか?」と確認するのが良いと思います。
※イオンなどよりも文房具屋などの小さい店舗で確認するのが良いと思います。
おまけ:ランドセル銘柄
ランドセル関連で上場している企業は下記の通りとなります。
3405 クラレ(製品:クラリーノ)
3401 帝人 (製品:コードレ)
3102 カネボウ(解散) (製品:ベルバイオ)
3402 東レ (製品:エアヌール)
7984 コクヨ(製品:ランドセル本体)
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