少額短期保険、続々参入

スマートフォンの修理代や妊娠中のリスク保障、旅行のキャンセル保険、キャンプ保険など近年様々な登場している。

ニッチなニーズを捉え様々なベンチャー企業が提供してきていたが、近年は大手の生命保険会社や損害保険会社も続々と参入してきており、レッドオーシャン化してきている。

様々な企業が参入してきている背景としては、規制が緩いというところにある。通常生命損害保険の商品の震災は、金融庁の認可を取得が必要であり、大きな工数が発生するなどハードルが非常に高いものであった。しかしながら、この少額短期保険は、上限が生保分野で300万円、損害分野で1,000万円、期間は生保分野で１年、損害分野で２年と定められているものの各地方自治体への届け出規制や資本金は1,000万円以上で可能ととハードルの低いものになっている。

参入企業が年々増加してきており、商品も複雑になってきているが、これらを理解し活用することで、リスクを軽減できるとともに、大きな支出を回避することができるだろう。